正社員になりたい人は知っておいて欲しいのですが、正社員就職したからといって、必ずしも給料が上がるわけではありません。
単純な月給での時給換算なら、フリーターより下がる場合もあります。
ですが安心してください。
それは一時的なものであり、一部にしか当てはまらないことです。
新卒や20代はフリーターの方が時給換算だと高い
新卒、もしくは20代の若者の給料を比較すると、フリーターの方が時給換算で高い場合もあります。
フリーターでも、月に25万円くらい稼いでいる人や、時給で1,200円くらいもらう人もいますからね。
こういった場合では、確かに若い正社員よりは稼いでいることも考えられます。
試しに、下記の条件の正社員をフリーターと比較します。
- 1日に8時間の労働
- 残業が平均2時間
- 週休2日
- 給料20万円
この条件の正社員なら、時給換算すると1,000円になります。
これくらいの対偶は、若い間では結構あることです。
ですがこういった正社員も、35歳くらいになれば、月給が30万円くらいになるのは珍しくありません。
それと比べて、フリーターを続けていた人は同じ給料、もしくは下がっている場合がほとんどです。
これは月給だけで考えた場合でも、大きな差だと思います。
フリーターの方が時給換算で高いというのは、しょせんは若い間だけの話なのです。
正社員にはボーナス、残業代、交通費、福利厚生がある
さらに正社員には、年に1〜2回のボーナスに加え、残業代と交通費の支給、福利厚生までついてきます。
もちろん、全ての手当や待遇が期待できる会社ばかりではありません。
ですがこれらの手当を加えると、例え20代の間でも、フリーターに時給換算で負ける可能性は低いでしょう。
相当なブラック企業の場合は例外もありますが、それ以外の場合なら大丈夫ですよ。
当たり前に考えれば、正社員はフリーターよりも時給換算でもらえるお金は多いのです。
まとめ
新卒や20代なら時給換算で、フリーターより貰えるお金が少ないことはあり得ます。
ただしそれは、若い間だけです。
経験を積み給料が上がれば、そんな心配はなくなります。
さらには、残業代やボーナスなども含めれば、時給換算でフリーターに負けることはありません。
現在フリーターで、それなりに稼いでいる人もいるかと思います。
ですが、そんな生活がいつまで続くでしょうか?
ほとんどの人が、フリーターのまま年をとれば後悔しますよ。
年をとればシフトも減らされますし、若い頃ほどの体力や気力もなくなります。
今と同じ状態が続く保証なんて、どこにもないのです。
多少時給換算で給料が安くなっても、若い間に正社員になっておく方が、後々後悔しないですみますよ。