スカウトメールとは、本来は企業が気になった求職者にメールを送るといったものですよね。
ですのでスカウトメールをもらう側としては、スカウトメールさえもらえば、「簡単に正社員になれるのでは?」と思いがちです。
事実わたしも、フリーター時代ですらスカウトメールをもらったことがあり、初めてもらった時は結構嬉しかったのを覚えています。
「これで正社員になれるのか?」と・・・
ですが送られてきたメールは、明らかにわたしの希望していた職種とは全く違う業界からのメールでした。
その時はスカウトメールについて全く知らなかったので、「変なメールが来るなぁ〜間違えて送ったのかな?」程度にしか思っていませんでした。
また、スカウトメールをもらった企業に面接に行きましたが、不採用の結果になったこともあります。
正社員になれなかったわたしは、「不採用にするなら、なんでスカウトメールなんて送ってきたんだ!」と思いましたが、今ならわかります。
なぜなら、あの時のスカウトメールはただのDMだったからです。
スカウトメールの大半はDMと変わらない
スカウトメールに幻想を抱いている人もいますが、今となってはスカウトメールのほとんどがDMと変わりません。
なぜなら、宛名だけが自分になっているだけのテンプレートメール、全く希望職種と違う業界からのメールが多いからです。
特に人の出入りが激しい、営業系の仕事からのスカウトメールが多い印象です。
しかも「説明会に来てください!」とか「書類選考を受けませんか?」とか、そんな感じの内容もあります。
これでは本当に、ただのDMですよね。
スカウトメールとは、プロフィールや職務経歴書に目を通してくれて、気に入ったから送るものであって欲しいですよね。
ですが、どうやら企業の認識と求職者の認識には、大きなズレがあるようです。
ですがリクナビNEXTでいうところの「プライベートオファー」というスカウトメールなら、書類選考をパスして最初から面接です。
スカウトメールというからには、やっぱりこれくらいの対応はして欲しいところですよね。
ただし、そういったスカウトメールを送ってくる企業ばかりではないことも、知っておいてください。
またスカウトメールを送る企業の中には、ホントに気になって会ってみたいと思ったから、メールを送っている場合もあります。
ですので、もし企業からスカウトメールがきた場合は、自分の希望する職種かどうかだけでもチェックしておくといいですよ。
そうすれば、スカウトメールから正社員になることも可能だと思います。
まとめ
企業からのスカウトメールは、ポストに届くDMと変わらない内容の場合もあります。
しかし企業によっては、あなたのことを気に入り、書類選考をパスして面接してもらえることもあるんです。
だからこそDMと同じと考えて、読みもしないのは禁物です。
フリーターから正社員になれる確率を上げるためにも、念のためスカウトメールのチェックは忘れないで下さいね。