就職活動や転職活動において、ポジティブシンキングは欠かせない考え方です。
なぜなら、フリーターからの就職や転職では、多くのストレスにさらされることになるからです。
さらに採用する側の企業も、ポジティブな考え方をもつ人を採用したいと考えている傾向があります。
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採用を勝ち取り、ストレスと上手く付き合うためのポジティブシンキング
書類選考すら通らなかったり、最終面接まで行っても不採用だったり。
そもそも、応募する会社を探し、履歴書や職務経歴書などの応募書類を作り、面接をして、合否の連絡を待つという一連の流れ自体が、大なり小なりストレスになりますよね。
しかし、ストレスを完全になくすことは不可能です。
正社員になってからも様々なストレスと上手く付き合って行かなければ、続けていくことはできません。
そこでオススメなのが、ポジティブシンキングという考え方です。
ストレスを完全になくすことができなくても、ちょっと考え方を変えるだけで、驚くほどストレスの大きさが変わりますよ。
そもそもポジティブシンキングって?
「お前ってポジティブだよな~」ってな感じで、ポジティブって言葉は結構日常でも使われます。
そもそもポジティブシンキングとは、物事をプラスとマイナスで考えた時に、プラスにとらえる考え方のことを言います。
積極的思考、プラス思考、前向きなど、言い方は様々ですが、これらは全てポジティブシンキングのことです。
反対にマイナスに考えてしまうことを、ネガティブシンキングと言います。
消極的思考、ネガティブ思考、後ろ向きなどがこれにあたります。
あなたはどちらの思考タイプでしょうか?
もし、ポジティブだと言うならこの先読み進める必要はありません。
そのまま前向きに就職活動を続けてください。
もし、ネガティブだと思うなら、ぜひこの記事でポジティブな考え方を身につけて欲しいと思います。
なぜなら、ポジティブな考え方ができる人を企業は高く評価する傾向があるからです。
今、ネガティブという人でもポジティブシンキングを身につけることで、正社員へなりやすくなります。
さらに仕事が上手くいくかや長く続けられるかどうかも、ポジティブに考えられるかどうかで、変わってくると思います。
ポジティブシンキングにつながる表現方法
言葉というのは面白いもので、同じ出来事でも表現次第でポジティブにもネガティブにもとらえることができます。
特に面接において、物事をポジティブにとらえ表現できることは、とても重要です。
常にポジティブな言い回しができる人は、人間関係を円滑にし、取引先とのやりとりも上手くすすめる人が多いように思います。
そして、面接の場となると、何より採用担当者が「あなたと仕事をしたいと思えるか?」どうかが、鍵となります。
一緒に仕事をするなら、やはりポジティブな人が良いと思うのが一般的なのです。
ポジティブな表現の例
- できません
→「◯◯を△△にすればできると思います」 - 分かりません
→「今お答えすることができませんが、出社日までには勉強しておきます」 - 好きではありません
→「◯◯は好きではありませんが、△△な点は好きです」 - 失敗すると思います
→「現状のままだと成功する確率は低いですが、◯◯することで成功率を上げることができます」
ポイントは物事を受け止めた後、素直に返すのではなく、解決策などと一緒に返答することです。
わからないのは仕方がありません。
しかし、「わからないからどうするのか?」を答えることができれば、正社員となった後ビジネスのシーンであなたがどういった考え方で動いてくれるのかを、採用担当者がイメージしやすくなります。
発想の転換でポジティブな考え方を身につけよう
ポジティブな考え方は、発想の転換でも簡単に身につけることができます。
物事をネガティブに考えてしまった時、常に反対のとらえ方ができるように気をつけてみてください。
例えば、下記のようなイメージです。
マイナスをプラスに転換
- 上司に怒られた
→「自分の成長になったいい機会だった。これで同じミスはしないですむ。」 - 転んだ
→「すり傷くらいですんでよかった。大きな怪我をしないように歩きスマホはもうやめよう。」
プラスをさらにプラスに転換
- パソコンが使えるようになった
→「お母さんや友達にも教えてあげよう」 - お客さんにお礼を言われた
→「毎日感謝される接客を心がけよう」
過去の経験から未来の自分をプラスに転換
- 告白してフラれた
→「ここを改善してもう一度チャレンジしてみよう」 - 昔はこれで失敗した
→「今回は◯◯をして成功させよう」
発想の転換がクセになれば、就職や転職活動でも自然とポジティブな表現ができるようになります。
自己認識からポジティブに変える!
今からでもポジティブに見せることができる表現方法はお伝えしましたが、表面で取りつくろうだけでは、やはりつらい場面もあると思います。
どうせなら芯からポジティブになり、自信にあふれる人になれたら素敵ですよね。
そうすれば、姿勢やまとう空気感も違ってくるもので、自己PRの説得力もグンとアップします。
そのためには、自己認識から変えることが必要です。
- 自分の失敗を責めない
- 失敗は良い経験だと考える
- 自分の短所を気にするより、得意なことや長所を伸ばすことを考える
- 気分で流されない
- 常に向上心をもつ
このポイントをおさえて、自己認識からポジティブに変えていきましょう。
ポジティブシンキングにつながる行動
体調や心の状態が悪いと、どうしても人はネガティブに考えてしまいがちです。
自分の体調を整えていくことも、ポジティブシンキングにつながります。
正社員になってからもこの行動を続けていくのがオススメです。
- 規則正しい生活を送り、睡眠をしっかりとる
- 栄養バランスを考えた食事をとる
- 朝早く起きて散歩するなど、リフレッシュできることを習慣化する
- 困った時に相談できる人を見つけておく
ほかにもある!ポジティブシンキングにつながる考え方や行動
他にも、ポジティブにつながる考え方や行動は色々とあります。
考え方
- 表面のことに惑わされず、根本的な原因は何なのかを冷静になって考える
- 解決できない時は一旦考えるのをやめて、明日考える
- 考えすぎても仕方がないことは忘れる
- 楽しかったことやよかったことを思い返す習慣をつける
- なるべく笑顔で毎日過ごす
- 「すみません」より「ありがとう」を使うようにする
行動
- 1人で抱え込まず悩みを誰かに相談する
- 他人の悪いところではなく、良いところを見つける
- 自分も他人もなるべく責めるのではなく、はげます
- 会話がはずむように、話題を豊富にしておく
どうしてもポジティブになれない時は気分転換
ポジティブな考え方をするための方法をいくつか紹介しました。
これでもしネガティブな考えになってしまっても、ポジティブな言葉に変換して口に出していけば、少しずつでもポジティブな思考に変わっていくと思います。
しかし、ポジティブになろうと思っていても、どうしてもそんな気分に慣れない時もあると思います。
そういった時は、無理をせず気分転換をしてみてください。
考えることをやめて、別のことに没頭しましょう。
例えば部屋の掃除をしたり、散歩をしたり、スポーツをしたり、カラオケに行ったり、映画を見たり。
身体を動かす、好きなことをするのが良いでしょう。
そうするといつのまにか嫌な気持ちは消えて、リセットされた気持ちで物事を考えることができると思います。
「正社員になれる!」「目的を達成する!」強い気持ちが大事
ポジティブな考え方を身につけるには、「絶対に目的を達成するんだ!」をいう強い意思をもつことが何より重要です。
ただ、正社員になりたいということを目指して頑張りつづけても、目的がなければ上手くいかないことが起こった時にネガティブになってしまうからです。
「どうしてこんなに頑張っているんだっけ?」
「こんなに大変な思いまでして、正社員になる意味があるのかな?」
そんなことを考えだしてしまっては、せっかくそこまで頑張ろうと思った気持ちも無駄になってしまいます。
途中で迷いが起きないように、「どうして正社員になりたいのか?」目的をハッキリとしておきましょう。
- 自信を持ちたいから
- 将来安定した暮らしをしたいから
- 結婚したいから
- 好きなだけでお金を使って遊びたいから
- 家族に仕送りしたいから
- ◯◯を成し遂げたいから
目的をもったら、達成した瞬間をイメージしてみてください。
なんだかワクワクしてきませんか?
そのイメージを大切にして、迷いやくじけそうになった時は思い出してみてください。
目的や目標を紙に書いて、目につくところにおいておくのもオススメです。
あなたもポジティブシンキングを身につけて、ぜひ正社員のイスを手に入れてくださいね。