自由な働き方を求めて派遣社員になった人、正社員になりたいと思っていたけど就職できず派遣社員になるしかなかった人、派遣社員になった経緯は人によって様々だと思います。
しかし、どんな経緯であれ、いつしか安定を求めてやっぱり正社員になりたいと思うのは当然のことです。
派遣社員から正社員になることは、決して難しいことではありません。
ただし、派遣社員から正社員になるには方法があり、前提や知っておかなければいけないこともあります。
正社員になれないと悩む多くの派遣社員の人は、その方法や前提を知らず、正社員になりたいと思いながらも派遣社員を続けてしまっていることが多いのです。
今回は、派遣社員から正社員になりたい人のための3つの方法を紹介します。
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「正社員になれる」と言われていても正社員になれないのはなぜ?
「契約更新のタイミングがくる度、落ち着かない・・・」
「正社員になりたいとアピールしているのにまったく効果がない・・・」
「正社員になれますよ、と言われ続けて1年以上たった・・・」
「◯◯さんなら正社員になれます」と周りから言われ続けているような派遣社員の方でも、実際には正社員になれていないということは普通にあります。
なぜならそう言う人に、派遣社員を正社員にする決定権はなく、決定権をもっているのは人事や役員だからです。
例えそう言ってくれるのが上司でも、積極的にかけあってでもしてくれない限り、同じ会社で派遣社員から正社員になるのは難しいのです。
さらには、その会社に派遣社員から正社員になれる仕組みがあるとも限りません。
そもそも、本当に優秀な人であれば、入社そうそうお声がかかるものです。
上司に「正社員になれますよ」と言われていても、具体的な話もなく次の更新をむかえているのであれば、確実に目の前にニンジンをぶら下げられているだけの状態と言えます。
派遣社員から正社員になりたい人のための3つの方法
1. 今の会社で正社員を目指す
今の会社で正社員になりたいなら、前述した通り派遣社員から正社員になる仕組みがなければ難しいでしょう。
仕組みがあるかどうかを調べるには、派遣社員から正社員になった人が過去いるのか?を聞くのが手っ取り早いです。
派遣社員から正社員になれる仕組みがあるなら、今の会社で正社員になれる可能性はゼロではありません。
しかし、それでも正社員になれる可能性は低いでしょう。
なぜなら、あなたが会社にとって「いなくなったら困る人」になっているのであれば、とっくのとうに正社員のお声がかかっているはずだからです。
仕組みがあるのに正社員の声がかかってないということは、やはり正社員になれない理由があるのです。
その理由は、業務スキルなのかコミュニケーション能力なのか、はたまた会社の業績の問題なのかわかりませんが、相当の努力が必要になることは間違いないでしょう。
場合によっては、上司だけでなく、役員や社長に対するアピールも必要になってくると思います。
また、同じ会社で派遣社員から正社員になるにはタイミングや運もかなり重要になってきます。
例えば、あなたとAさんしかできない仕事があり、Aさんが退職してしまう場合などは、あなたが正社員になれる可能性は高まるでしょう。
その仕事が専門的になるほど、代わりを探すのが難しくなりますからね。
逆にいえば、こういったタイミングでもまわってこないかぎり、なかなか派遣社員から正社員になることはできない、というのが現実なのです。
2. 紹介予定派遣を使う
紹介予定派遣も派遣の一種ですが、将来的に正社員(契約社員をはさむ時もある)での直接雇用が約束されているという点で、一般の派遣とは異なります。
最長6ヶ月派遣として働き、その働きを見て企業側が雇用するかを判断、あなたも会社が自分に合うか?を判断できます。
いわば試用期間のようなものですね。
双方の合意がある場合のみ正社員になれるため、働いてみて会社が合わないと感じれば断ることも可能です。
普通に転職して正社員になる場合に比べ、実際に働いてみて決めることができるので、入社後のミスマッチはおこりにくいです。
紹介予定派遣の求人を出しているのは大手企業が多いため、大手企業の正社員になりたい人はチャンスでもあります。
紹介予定派遣求人を探すなら、紹介予定派遣求人の取り扱いが多く、実際に正社員化率が高い派遣会社を選びましょう。
オススメはハタラクティブハケンです。
正社員化率は82%以上、スキルがなかったり未経験でもOKな求人は540件以上と、紹介予定派遣から正社員を目指すならピカイチの派遣会社です。
3. 正社員として転職する
具体的に正社員なりたい業界や業種が決まっている人は、転職して正社員になるという方法もあります。
正直、若ければこの方法が派遣社員から正社員になるのに一番早いでしょう。
ハタラクティブ
などの就職支援サイトを使えばもっと簡単です。
転職活動のポイントとしては、「正社員になりたいから」がモロバレな志望動機にしないことです。
このような志望動機を伝えてしまうと、派遣社員で働いていた期間がマイナスにとらえられてしまうこともあります。
「貴社に興味がありやりたい仕事がある」というような意欲をアピールできる志望動機にしましょう。
また、転職する場合は3ヶ月程度は見込んで、派遣期間の更新タイミングに合わせて転職できるように計画しておきましょう。
派遣社員から正社員になれるのは何歳まで?
派遣社員から正社員になるのに、明確な年齢制限のようなものはありません。
しかし、フリーターからの就職と同じように、年をとるほど難しくなっていくのは間違いありません。
派遣先が変わることを転職経験ととらえる企業もあり、そういった会社では「長くつとめあげることができない人=何か問題がある人」と見られることもあります。
派遣社員から正社員になりたいなら、30代までには正社員になっておくのが無難でしょう。
正社員なりたい人の近道は転職か紹介予定派遣
派遣社員から正社員になりたい人のための3つの方法をお伝えしました。
今の会社で正社員になる方法、紹介予定求人を使う方法、転職して正社員になる方法とありますが、20代なら間違いなく転職が正社員になる近道です。
20代ならまだ若手です。
体力もあるし、頭も柔らかく、固定の仕事スタイルのようなものもないので、雇いたいと考える会社はいくらでもあります。
利用できる就職支援サイトも多く、フリーターでも就職先が見つかるくらいです。
派遣社員経験があるなら、むしろ正社員として就職しやすいといえるでしょう。
しかし、30代以降なら少し話が変わってきます。
30代以降で新人正社員では、なかなか企業側も受け入れしずらいので、即戦力を求める傾向が高くなります。
そのため、まずは試用期間として見てもらえる紹介予定派遣で正社員化を目指すのがオススメです。
最初の敷居が低くなるため、年齢ではぶかれることはなく、正社員になれるチャンスが高まります。
少なくとも書類選考で落ちるなんてことはないですし、一度潜り込んでしまえばアピールできるチャンスはありますよ。
紹介予定派遣なら、派遣会社から正社員化のために相談にのってもらえたり、アドバイスがもらえたり、様々なサポートが受けられます。
例え、今回の会社と縁がなくても次の会社を紹介してもらえるので安心です。
残念ですが、いつか正社員になりたいと思いながら今の会社で派遣社員を続けていても、正社員になれる確率はかなり低いとおもっておいた方が良いです。
正社員になりたいのであれば、今すぐにでも転職の準備を始めるか紹介予定派遣へ登録することをオススメします。
関連リンク:20代の就職ならハタラクティブ
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