今の時代、女性の社会進出が目覚ましいですね。
それと同時に、シングルマザーとして働く人も増えてきました。
シングルマザーはその立場上、とりあえずお金を稼ぐために、ステイタスにはこだわらず、就職したという人が多いのではないでしょうか。
派遣やパートで仕事を始めてしまったものの、将来を考えると正社員のほうが絶対にいいですよね。
正社員になりたいシングルマザーに役立つ情報を見てみましょう!
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シングルマザーで正社員になるのは難しい
子どもの成長は止まってくれませんから、どんどん大きくなり、お金もかかるようになります。
一人で働いてお金を稼がないといけないシングルマザーにとっては、嬉しいながらも悩みの種とも言えるでしょう。
今のままの派遣やパートではなく、正社員になりたい!
そう思うのも当然ですよね。
ところで、シングルマザーが正社員になるのは難しいと思っていませんか?
実際問題、シングルマザーでなくても、派遣社員をずっと続けていて正社員になりたいと思ってもそう簡単ではありません。
いっそのこと、シングルマザーが正社員になりたいのであれば、転職したほうが近道かもしれないですよ。
ただし、シングルマザーはどうしても、時間的にも身体的にも制約が多いのは事実です。
単純に考えて、子どもを見れるのは自分だけ、頼れる相手がいたとしても自分の両親だけになりますからね・・・。
そうすると、正社員として働くには、職種や職場をきちんと選ばなければなりません。
つまり、シングルマザーではない人に比べたら、選択の幅が少し狭くなるとも言えるでしょう。
でも、正社員になりたいという気持ちがあれば、シングルマザーだって決して不可能ではないのです。
実際シングルマザーで正社員の方はどんな仕事、働き方をしている?
2017年の厚生労働省の調べによると、シングルマザーの約40%が正社員として働いているそうです。
半分近くが正社員だなんて、力が湧いてきますね!
では実際、シングルマザーは正社員としてどんな仕事をしているのでしょうか?
シングルマザーになった経緯は人それぞれです。
シングルマザーになる前から正社員として働いていた人は、事務職や営業などをしていることもあります。
一方、シングルマザーになってから正社員になりたい場合のおすすめの仕事としては、
- 介護職
- 医療事務
が挙げられます。
これらは、最初は資格がなくても働けますが、職場で資格取得をサポートしてくれるケースもありますよ。
- 家事代行
これは特別な資格は必要ありません。
ただし、整理収納アドバイザーや調理師などの資格があると就職に有利とも言われています。
シングルマザーは、子どもがまだ小学校低学年の場合やそれより小さければ、残業は基本的にできませんよね。
定時に仕事を切り上げて帰るには、同僚のサポートも必要になりますから、人間関係を上手に築くスキルを磨きましょう。
それから、いくら生活のために働いているとはいえ、自分の時間も大切ですよ。
夕方、帰宅してからはバタバタなので、自分の時間は朝早くに起きて確保する人も多いようです。
正社員になりたいと思うなら、時間の使い方も工夫することが重要ですね。
正社員で転職するための求人探しのコツ
正社員は派遣やパートと違い、基本的には終身雇用です。
それに保険や年金、退職金の面などでもメリットがありますし、一番の魅力はやはり安定性でしょう。
とはいえ、正社員になりたいあまり、後先を考えずやみくもに転職先を探すことはおすすめしません。
シングルマザーが転職先を探す時の注意点をいくつか挙げてみましょう。
子どものことをよく考える
子どもが小さいうちは預け先と職場の距離関係も重要になります。
あなたも子どもも無理をせずに通うことができるかどうか、要チェックです。
自分のゆずれない点を明確に
柔軟な考え方ももちろん大切ですが、自分のゆずれないポイントは何かをはっきりさせましょう。
残業や土日の出勤が可能かどうか、よく考えて整理しておくといいですね。
長く働ける会社かどうか
シングルマザーの転職は大変なので、一度の転職で済ませたいものです。
会社の将来性はあるか、年を取っても働ける職場か、調べてみましょう。
やりたい仕事というより、できる仕事の中でベストのものを狙う
できる仕事を選ぶと言っても、嫌で嫌でしょうがない仕事をしていると気持ちがすさみます。
これは子どものためにも良くありません。
あなたが毎日笑顔で生き生き仕事ができるような仕事は何でしょうか?
「離婚したんですか?」と聞かれることも。面接ではどう対応するべきか
無事に書類審査を通過して面接まで進んだ場合。
面接官は意地悪をしているわけではないですが、シングルマザーにとってはありがたくない質問をされることもあります。
「どうしてシングルマザーなんですか?」
「子どものお父さんとは離婚したんですか?」
そんなの仕事する上で関係ないでしょ、と思っても、面接である以上は聞かれたことには答えましょう。
あなたという人を知るための面接ですからね。
もちろん、シングルマザーであることを強調したり、必要以上に引け目に感じる必要はありません。
一般的な転職にあたっての面接ですから、その会社に入りたい、正社員になりたいという気持ちをアピールすることが何より大切です。
まとめ
シングルマザーでなくても、転職する場合にはとにかく1歳でも若いほうがいいです。
しかし、正社員になりたいシングルマザーがたった一人で転職活動をするのはなかなか大変なものです。
転職エージェントを利用すると、あなたの相談に乗ってくれるだけでなく、いろいろなサポートが受けられるので心強いですよ。
全国の働きたいママさんを応援する、主婦向け求人に特化したママワークスといった求人サイトもあるので活用してくださいね。
正社員になりたい気持ちがあるならば、すぐに行動に移しましょう。
きっと上手く行く、そう信じて頑張ってくださいね!