フリーターから正社員を目指していると、資格取得が正社員採用において有利になるかどうかは気になるポイントかと思います。
実際、就活中はわたしもかなり気にしていたことです。
また当時は、役に立ちそうな資格を一つも持っていないことに対して、強く劣等感を感じていましたね。
しかし今となっては、本当に資格の取得が面接に有利だったのかは疑問です。
なぜなら結局のところわたしも、まともな資格は持ってはいませんでしたが、無事に正社員になれたからです。
資格取得は多少有利になる程度です
わたしの結論としては、正社員就職における資格取得は、多少有利になる程度と考えています。
ずっとアドバイスをくださった就職コンサルタントの方も、基本的には持っていないよりは有利になる程度と言ってましたからね。
もちろん、応募する企業の職種や業界によっては、資格が合否に関係する場合もあります。
ですが、それでもその効果はそこまで大きく関係しないでしょう。
例えば、資格をもつフリーターのAさんと、資格はもっていないけど業界を1年経験しているBさんがいたとします。
もしこの2人を比べた場合、当然ながらBさんが採用される可能性が高いでしょう。
つまり、「資格を持っているだけで正社員になれるわけではない!」ということです。
資格取得は無意味ではない
ここまで読み進めてくださった方の中には、「なんだよ!! じゃぁ資格なんて意味ないじゃん!」と思われた方もいるかもしれません。
ですが、それも間違いです。
今度は、業務に関係する資格をもつフリーターAさんと、業務に関係ない資格をたくさん持つ、フリーターBさんを比べます。
この場合なら、Aさんが採用される可能性が高いでしょう。
ここまでで言いたいポイントは3つです。
- 資格を持っていても、業界経験者にはかなわない。
- 業務に関係のない資格はいくらあっても無意味。
- 業務に関係のある資格は、持っていれば多少有利。
ですので、どうせ資格を取得するなら、業務に関係が深い資格の取得を目指してください。
資格を持っていれば、正社員就職への「やる気」を見せることにもつながりますからね。
もしまだ資格を持っていなくても、備考欄に「◯◯の資格取得のため勉強中」と書いているだけでも、やる気アピールにつながります。
完全なウソではバレてしまうと思いますが、もし本当に勉強中なら多少の効果は期待できるので、シッカリと記載してみてくださいね。
まとめ
資格を持っていても、業界経験者との勝負では不利になるのが一般的です。
とはいっても、資格取得が何の効果もないわけではありません。
どっちにしようか迷った時に、判断材料の一つとして後押しになるくらいの効果はあります。
ただし、資格取得をしてから就活を始めようといった考えは完全に間違いです。
それよりは、勉強しながらでも就活をした方が絶対にオトクです。
なぜなら年齢が若いというのは、それだけでもかなり大きな武器だからです。
また、若ければハタラクティブ
のようなフリーターや既卒專門の就職支援サイトのコンサルタントが何とかしてくれます。
どちらにせよ、就活は早ければ早いほど有利ということは覚えておいてくださいね。