フリーターから正社員になりたい大きな理由の一つに、解雇されにくいというものがあります。
もちろん正社員になれば、絶対に解雇されないという保証はありません。
しかし、いつ解雇されるのかわからないフリーターと違い、日本では正社員が解雇されにくいのも事実です。
正社員になると解雇されにくい理由
これは正社員という立場が、法律によって手厚く守られていることが理由です。
正社員を解雇するには、下記の5つの全てを満たしている必要があります。
- 法律で解雇禁止事項に該当しない
- 法律に則って解雇予告を行う
- 就業規則の解雇事由に該当している
- 解雇に正当な理由がある
- 解雇の手順を守る
これらを満たしていなければ不当解雇となります。
特に大企業などの労働組合がある企業の場合、より一層正社員を解雇するのは難しいとされています。
もちろん企業によっては、これらを守らずに解雇とする場合もあります。
しかし「不当解雇だ」と騒がれるのが面倒で、解雇せずに別の選択肢をとる場合もあります。
例えば・・・
- 給料を下げる
- 部署移動を繰り返させる
- 転勤・左遷を命じる
といったことがあります。
とはいっても上記は解雇ではないので、正社員が解雇されにくいということに変わりはありません。
また、正社員には雇用期間の定めもありません。
ですので派遣社員や契約社員と比べても、明らかに安定しやすい立場にいるんです。
正社員は不当に解雇されにくい
今までに、「倒産して解雇になった」「社員自体にそうとうな問題があり解雇になった」「試用期間中に採用されずに終わった」という例を見たことや、聞いたことはあります。
ですが、遅刻をしたフリーターに即解雇を告げる感覚で、正社員を解雇する例は、見たことも聞いたこともありません。
フリーターと正社員では、解雇のされやすさという点で、圧倒的な差があることは明らかです。
安定して働いていきたいのなら、フリーターから正社員になるのは必須条件です。
まとめ
日本では法律によって、正社員の立場が手厚く守られています。
ですので、フリーターと比べれば正社員が解雇されにくいのは明らかです。
だからこそ多くのフリーターが、正社員になりたいと考えるんです。
「安心して働きたい、安定した働き方がしたい!」
上記のように考えるなら、フリーターではなく正社員になることをオススメします。
関連リンク:正社員でも解雇されることってあるの?