フリーターから正社員になりたい理由の一つに、年金を貰えない将来への不安や恐怖があるはずです。
正社員なら、就職と同時に厚生年金に勝手に加入となり、会社が何も言わずとも厚生年金の半額を支払ってくれます。
これは正社員の大きなメリットですよね。
一応、条件次第ですが、フリーターも厚生年金への加入は可能です。
ですが、そんな待遇の良いフリーターは本当に一握りです。
フリーターは厚生年金には加入できず、国民年金に自ら加入するしかないと、思っていた方が良いでしょう。
年金がもらえないことは深刻な問題
年金なんて、「将来はもらえなくなるし関係ない!」と思って、国民年金を支払っていないフリーターも大勢いるかと思います。
またそういう考えでなくても、国民年金を支払うほどの余力のない人や、国民年金は支払っているけど漠然と不安を抱えている人も多いことでしょう。
いずれにしろ、年金は支払っておいた方がいいです。
なぜ年金は支払った方がいいのか?
将来的に今の若い人は、年金を受給できない可能性が多少はあります。
少なくとも、年金の受給額が大幅に減るのは確実でしょう。
ですが、それでも年金には加入しておいた方がオトクです。
なぜなら年金には、老後にもらえる老後年金以外に、もらえる可能性のある年金が2種類あるからです。
- 障がい者年金
- 遺族年金
この2つは、万が一の時の保証になるだけでなく、65歳にならなくても貰える年金です。
ただし加入までの年金を3分の2以上支払っておくといった、受給の条件があります。
つまり年金をシッカリと払っていない人は、貰える権利がないのです。
そして年金に加入するなら、国民年金よりも厚生年金に加入する方が圧倒的にオトクです。
なぜなら、厚生年金は保険料の半分を勤め先の会社が支払ってくれるので、将来受給できる年金の額が国民年金の倍近くなるのです。
給料から天引になるので、いちいち払う手間も、うっかり払い忘れることもありません。
フリーターから正社員になるだけで、年金でもオトクがいっぱいなのです。
ハッキリ言って、将来の不安を少しでも考えているなら正社員になるのは必須条件ですよ。
まとめ
厚生年金はフリーターでも貰える可能性はありますが、条件は厳しめということです。
年金を支払うことには、老後年金を受給できるというメリットだけでなく、遺族年金や障がい者年金がもらえるといったメリットがあります。
年金を支払わずにいると、いざという時に必ず後悔することになりますよ。
こういった面でも、フリーターは将来の不安や恐怖で大変です。
就職支援サイトを使って正社員になれば、問題はひとまず解決すると思います。
ぜひ1日も早く正社員になって、厚生年金に加入することをオススメします。