一般的には住み込み可能な仕事と聞くと、「お金がたまりそう」「休みが少なそう」といったイメージを持つかと思います。
また、「色々とお金を負担してもらえるのでオトク」と考える人もいるでしょう。
今回は、そんな住み込み可能な企業への就職について、知っている限りではありますが、情報をまとめたいと思います。
なぜ住み込み可能な企業は、色々と負担してくれるのか?
一般的に住み込み可能な企業は、引越し代や家賃、光熱費などをある程度負担してくれることが多いです。
これには明確に理由があります。
それは、住み込みを可能としている仕事は定着率の悪い仕事ばかりだからです。
正社員になってもらうからには、すぐに仕事を辞められるのは迷惑以外の何ものでもありません。
ですので、企業としても多少の余計な出費になろうと、定着してもらうために色々と負担してくれるのです。
住み込み可能な企業とはどんな仕事をするの?
下記が全てではありませんが、よく出回っている求人です。
面白そうなのもあるかもしれませんが、先程説明したように、一般的には離職率が高めの仕事が多いですね。
- パチンコ
- 新聞屋
- 製造系の工場
- タクシー及びトラックのドライバー
- 建築や大工などの職人、土木作業員
- パチンコ店
- 飲食店
- リゾートバイト
住み込み可能な企業のメリットとデメリット
まず住み込みが出来る企業での最大のメリットは、お金がたまることです。
決して給料が少ない仕事ばかりではないうえに、家賃が無料といったケースまであります。
さらには、同じ寮の人と仲良くなればホームシックの心配もありませんし、毎日が楽しめるという副産物的なメリットも期待できます。
ただし、これは最大のデメリットにもなります。
住み込みOKといっても、相部屋の場合もありますし、ルームメイトとトラブルを起こせば、その会社には居づらくなります。
また、どうしてもプライベートと仕事との区別がつきにくくなるので、精神的に参ってしまう人もいます。
さらには、職場から近い寮に住まわせることで、ブラック企業的な労働を強いられるケースもあります。
住み込み可能な仕事は、金銭面でのメリットは大きいですが、様々なデメリットやトラブルとも隣り合わせなのです。
まとめ
住み込み可能な企業への就職は、正社員になりたい人にとっては悪い選択ではありません。
そういった企業は離職率も高いことが多く、常に正社員を募集している場合も多いからです。
ただし、金銭的なメリットの他に隣人とのトラブルやプライバシー問題で、キツいと感じる人が多いのも事実です。
自分の性格と合わせて考え、そういった企業での正社員を目指すかを決めていくのがいいでしょう。
自分の人生を選択する重要なことなので、迷ったら就職支援サイトの担当者や、友人知人に一度相談してみてくださいね。