ブラック企業の特徴といえば、代表的なのは長時間労働や残業代の未払いでしょう。
もちろんブラック企業の捉え方は人それぞれかと思いますが、共通しているのは「誰もが働きたくない企業である」ということです。
ですが、そういった企業がたくさんあるのも事実です。
悲しい現実ですけどね。
今回は、そんな典型的なブラック企業の特徴についてまとめました。
今の会社に疑問を持っている、もしくはブラック企業では絶対に働きたくないという人は、ぜひ参考にしてみてください。
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ブラック企業の特徴とは?
判断基準は色々あるかと思いますが、ブラック企業の主な特徴とは下記のようになります。
01. 長時間労働
まずは定番となっている長時間労働です。
本当にひどい会社になると、月に400時間労働とかだとか・・・ ヤバすぎですね。
本当に過労死してしまいそうです。
02. 残業代未払い
ある程度の残業は、こんなご時世なので仕方ありませんが、残業が100時間を超えても1円も払わないみたいなことになるとキツいですよね。
ただし大手でも40時間を超えたら1円も払わん!といった制度は結構あります。
ですがそれは、基本給がある程度あるからこそギリギリ許されているライン。
最初から残業代は1円も払う気がない、タイムカードは強制的に定時で押されるなど、悪質なブラック企業は半端ないです。
03. 経費が1円もおりない
交通費、接待、会社で使う備品まで含めて、経費が全くおりないのもブラック企業の特徴です。
その分、基本給を高くしているなら問題ないんですが、こういう会社のほとんどが最低賃金を下回るブラック企業っぷりを発揮しています。
手元に残るお金がどんどんなくなりますね。
04. 過度な罰金制度
ノルマ未達成、遅刻、物品の破損など、ことあるごとに罰金罰金で、給料が手元に残らないのも、よくあるブラック企業の特徴です。
中には給料から直接差し引きされて、マイナスになる人もいるそうです。
05. 強烈なパワハラやセクハラ
暴力や恫喝なども含む強烈なパワハラから、典型的なセクハラまで、ブラック企業では、明らかに周りに迷惑をかける社員がゴロゴロいるものです。
しかもそういった人に限って、それなりのポジションにいるもんだからタチが悪いんです。
こういった人が野放しにされているのも、ブラック企業の特徴ですね。
06. 離職率が高い
本物のブラック企業では、初期メンバーをのぞいて、ほとんどが1年未満で退職してしまいます。
ですので平均年齢が異常に若く、2〜3年未満の人ばかりが多いという特徴があります。
また、常に求人募集をしているのも、離職率の高いブラック企業の特徴となっています。
07. ワンマン社長
ワンマン社長タイプにも何種類かありますが、悪質なブラック企業では社長の傍若無人(ぼうじゃくぶじん)っぷりが止まらないという特徴があります。
主なものには、会社方針がコロコロ変わる、愛人を秘書にする、お気に入りだけを出世させるなど。
ほかにも様々な問題がありますね。
優秀なワンマン社長であれば会社が伸びていくのかもしれませんが、それに付き合わされる社員はキツいものがあります。
まとめ
ブラック企業の特徴を7項目でまとめましたが、これらに当てはまる企業は典型的なブラック企業といえます。
厳密に言えば、日本のほとんどの会社はブラック企業ですが、あまりにも度を過ぎている会社は危険です。
場合によっては、さっさと辞めて転職した方がいいケースもあります。
誰に相談したらいいの?という場合でも、転職コンサルタントなら不安を解消する手助け〜就職までを支援してくれます。
ブラック企業にいると、次の会社でも同じブラック企業だったら?とか考えてしまいますよね。
ですが、すべての会社が同じレベルのブラック企業ではありません。
まともに経営をしている中小企業も結構あります。
ハタラクティブ
のように、独自の基準をもうけて求人からブラック企業を排除している就職支援サイトもあります。
ブラック企業に就職したくない方は、ぜひ利用してみてくださいね。